ファム・ファタルを探して


春真っ盛りだねぇ。ジュリアはお花見したー?
私は先週末、友達のデザイン事務所の「10周年記念パーティー兼、お花見」というヤツに参加してきた。隅田川沿いの公園で、芸者さんや料亭のおかみを呼んでの優雅なお花見会、ステキだったっす。友達デザインの押し寿司も美味しくて〜♡ 初対面のオカマさんには、「ま!アナタ、輪廻転生の数が多そう〜〜」なんて言われちゃうし(笑)「よく言われます〜」って返しておいたけどね。

われら世代におけるTVアニメの影響は、はかりしれないよね。
仕事で絵描いてて、何か既視感あるなーと思うと「あ!これってモロ○○じゃん!」なんて気づくことも多いし。知らないうちに刷り込まれてんのよ。

私は少女向け少年向け問わず、とにかくカワイ子ちゃんが出てこないとダメだったな。
キューティーハニーには幼稚園あがる前から影響されまくってたし、あとはルパン三世でしょ〜(もちろん峰不二子の出てくるシーン)、魔女っ子メグちゃんでしょ〜、ムテキングではタコミ、Dr.スランプでは木緑アカネ、ヤマトではテレサうる星やつらラムちゃんクリィミーマミ・・・・・・あの頃って、永井豪全盛期だったせいか、全体的にHっぽいアニメが多かったよね。TV見てて着がえとか入浴シーンが出てくると、みょーに得した気分になったりさ・・・って、男子かよ!(笑)まー色気が出る前の女子なんて、男子みたいなもんだ。とにかく、男を惑わす女の魔性みたいなモノには敏感だった(だから、ションベン臭いしずかちゃんとかサリーちゃんには興味なし)。そして、女の半裸ばかり描いてる現在の私が形成されるわけですよ。私の人生は、ファム・ファタルを追いかける旅なんだなぁ。

それとは別に、こないだmixiの自分のプロフィールを整理してて、あることに気づいた。それは自分の映画の好み。和洋問わず、どうも「男のヒリヒリ感」に異常なまでに反応しちゃうみたいで・・・。しかも、「クレイジー気味な男が、ボロボロになった時に味わうやるせなさ、やがて逆切れ」みたいな。

例えば、「真夜中のカーボーイ」「Buffalo'66」「ポルノスター」「野獣死すべし」「ソナチネ」「麻雀放浪記」「アイデン&ティティ」とか、とか、とか!

ジュリアが少女に感情移入できないのと同じように、私、女っぽい女にほとんど感情移入できないのよー。そういえば、中学時代は高倉健に夢中でした(また的場とか言われそうだなー)。
とりあえずジュリアの箱船に乗せてもらって、宇宙にファム・ファタル探しに行くよ。アンドロメダの向こうあたりに。そんで究極の女をみつけたら、その身体と交換してもらうの。鉄郎の機械の身体みたいに。で、究極の女になるの。うーん楽しそうっ!