アラフォーと魔性とイノセント


一気に部屋の片付けしたら、暑さもあいまってヘトヘトに。もうアラフォーだからね。体力が続かないのよ。…って、わざとらしく書き出したところで、今日はアラフォードラマについて語りますよ。
結婚できない男」あたりからその兆しは見えてたけど、今年に入って一気にブレイクした感のあるこのジャンル。人口的にも多い世代だし、見る人多そう。自分はふだんあんまりドラマって見ないんだけど、今やってる「四つの嘘」は、めずらしくチェックしてまーす。

永作博美が41歳子持ちの役(ちと無理あり)で、他の元同級生の女3人(1人は1話の冒頭で死亡)の話がそれぞれ交錯してくっていう、「デスパレートな妻たち」をパクった参考にしたような内容なんだけど、毎回、永作さんの魔性っぷりが楽しみで。この人、春に公開した映画「人のセックスを笑うな」でも、思いっきり魔性を炸裂させてたな。同い年なのに、いつまでもキュートでうらやますぃ!

で、つらつらとこのドラマを見ながら思ったんだけど、実際「魔性の女」って、

意外とこういうわかりやすい人ではなく
こんなだったり、
こんなだったりすることが多くない?

イノセントゆえに自分に正直すぎる? あるいは、天使と悪魔は表裏一体?

たま〜に周囲の浮気話や破局話を聞くとさ、実際人の彼氏取っちゃったり、複数の人を手玉に取ってるのって、上にあげたような、小柄で、幼くて、化粧が薄くて…みたいなタイプが多い。「え?まさかあの子が?!」みたいな。だからこそ、男の人は油断しちゃうんだと思う。杉本彩的なフェロモンプンプン系って、見た目とは裏腹に男っぽくてサッパリしてる人が多いし。

しかし魔性の「魔」って改めて考えると、何? 手元の広辞苑によると…

1.仏道修行や-----(以下略) 2.不思議な力。神秘的なもの。恐るべきもの。 3.熱中して異常な行いをする者。

だそうです。恋愛における魔は、2と3の合わせ技でしょうか。たしかに魔性と言われる人は、集中してる時の目つきがちょっと怖い。

思うに、魔性には「子どもっぽさ」というファクターが必要不可欠なんじゃないかと。
子どもって、お化けをこわがったり、実際見たりしちゃう子も多いよね。それといっしょで、子どもっぽくて純度が高い人には、「魔」が取り憑きやすいんじゃないかなぁ。子どもが遊びに夢中になってるときの集中力って尋常じゃないよね。そして欲しいと思ったものは、媚びたり甘えたり、泣き叫んだりして手に入れる、したたかさ。フランス映画でも、中年オヤジを手玉に取りまくるのは、イノセントなロリータと相場が決まってるもんね。
私も童顔にはけっこう自信あるんだけどな〜。(そういうことじゃない)


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