30女のスカート考

 エスケープ寿司は美味しかった? ああ、今たまらなくお寿司が食べたくなってる・・。ところで、大奥!!アタシが見える範囲を気にしちゃうのに対して、アナタは見えない領域に注意を払うわけね。やっぱり正反対な2人。


ところで、最近スカートについてよく考えてます。

というのも、去年からのミニワンピ+カラータイツブームのおかげで、10数年ぶりにスカートをはいてるのよ。もはや冠婚葬祭と大きめのクラブイベント行く以外はスカートはくことって、ほとんどなかったから、すごく新鮮。タイツやレギンス着用なら、ためらわずにガンガンはけるし。ビバ!タイツブーム!

スカートってスカスカして(シャレに非ず)るもんだと思ってたら、実はパンツよりあったかいのね。腰回りもゆったりして、締めつけがないぶん身体がラクだし。そんなことも忘れてた。これでも昔はスカートがトレードマークというくらい、ミニスカ女だったのに。

そもそもデザイン事務所に勤めはじめたことがきっかけで、アタシはパンツしかはかない女になった。当時はMacなんてなかったから(少なくともその事務所は)、レイアウト作業するのに、1日何十回とコピー機と机を往復してたのよ。だから必要に迫られて。でもそうすると今度は身体がそれに慣れちゃって、スカートを受けつけなくなるんだよね。パンツの方が重ね着もしやすいし、コーディネートのハバも広くてオシャレっぽい(と思いこんでた)ので、もうパンツばっかりはき続けてたね。

そして、ジュリアと知り合った頃・・・10年近く前?

アタシはパンツ野郎だった上に、革ジャンとか、ビニールとか、デニムに何かを吹き付けた上さらにそれを削り取ったような、かったい素材の服ばっかり着てて。一方、ジュリアはどんな時でも断固としてヒラヒラしたロングスカートで。さすがにフジロックの時もロングスカートだった時は、「ハンパねぇな、こいつ・・・(的場口調で)」って、畏怖の念すら感じたものよ。

それが気がつけば、ここ数年のジュリアはパンツ姿の方が多くなってる。で今のアタシといえば、出かける日は50%の割合でスカートはいてる。

スカートばかりはいてた女がパンツのラクさに目覚め、パンツばかりはいてた女がスカートのラクさに目覚め・・・これって何のシフトだろう? 自分の認識の中では、「隙だらけ。不安。寒い」はずだったスカートが、今や「身体にやさしい。自由。軽い」に変わってるんだよね。なんか心理学者に、「それは自分の女性らしさを肯定的に受け止められるようになったからです」とか言われそうだけど・・・。そーいえば、YOUも「スカートは考えなくていいのでラクだ」って言ってたなぁ。・・・理性からの解放?ココ・シャネルが女をコルセットから解放したように、アタシはデニムとベルトの呪縛から解放されたのか?

そーいやアカデミー賞も終わったけど、前にジュリアが言ってたように、近々2人のアカデミー賞を、このブログ上でやりましょう!チャット方式かなんかで。